ヘッダ情報

ここで説明する要素は全てhead要素内に書きます.

meta要素

この要素は,主にロボット型のサーチエンジンに情報を渡すときに使います.

<meta name="title" content="文章のタイトル" /> <meta name="author" content="文章の著者" /> <meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2" /> <meta name="description" content="文章に対する記述" />

文書のタイトル・著者・キーワード・簡単な紹介文を指定します.キーワードを複数指定する場合は,カンマで区切ります.

<meta name="robots" content="index,follow" />

ロボット型のサーチエンジンに,文書のデータを収集させるか否かを指定します.この例では,ページの登録とページ内のリンク先の巡回を許可します.ページの登録を禁止する場合はindexnoindexに,ページ内のリンク先を巡回させない場合はfollownofollowにします.

ただし,この要素で収集を禁止しても,必ず禁止できるとは限りません.記述を認識できないもの,意図的に無視するロボットもあります.

meta要素は,対象となるファイルそのものに記述しますが,別ファイルのhead要素内に書いてある場合は,そのファイル名をhead要素のprofile属性で指定します.

link要素

一連の文章が1.html 2.html 3.htmlと続くとき,それぞれの文章の関係を示すために,例えば, 2.html 内に以下のように記述します.

<link rel="next" href="3.html" /> <link rel="prev" href="1.html" /> <link rev="next" href="1.html" /> <link rev="prev" href="3.html" />

1行目は,2.htmlに対する次の文書が3.htmlであることを示します.2行目は,2.htmlに対する前の文書が1.htmlであることを示します.3行目は,1.htmlに対する次の文書が2.htmlであることを示します.4行目は,3.htmlに対する前の文書が2.htmlであることを示します.つまり,rel属性とrev属性は逆の意味を示します.

href属性で指定したファイルについて,rel属性にcontentsと書くと「目次」を,startと書くと「最初の文章」を,indexと書くと「索引」を,glossaryと書くと「用語集」を,copyrightと書くと「著作権情報」を,appendixと書くと「付録」を,helpと書くと「ヘルプ」を表します.rev属性を使って逆の書き方をすることもできます.

<link rev="made" href="mailto:hogehoge@hogehoge.com" />

文書の制作者のメールアドレスが hogehoge@hogehoge.com であることを示します.ただし,メールアドレスをそのまま書くとスパムメールの被害に遭う恐れもあるため,href属性にメールフォームのアドレス等を書くこともできます.

<link rel="shortcut icon" href="favicon.ico" />

文書がブックマークされたときに使うアイコンを指定します.アイコンのファイル名は通常, favicon.ico とします.サイズは16×16でも32×32でも構いません.

<link rel="alternate" type="application/pdf" href="hogehoge.pdf" />

文書の代わりにhogehoge.pdfファイルが使用できることを示します.つまり,このファイルのPDFファイルとして hogehoge.pdf があると示しています.

付加的情報

特定の意味をもたない要素

div要素(ブロック要素)とspan要素(インライン要素)があります.

title属性

ほとんどの要素に指定できます.例えば,aタグにリンク先ページの説明文を指定する等,補助的な情報を示せます.

id属性とclass属性

多くの要素に指定できます.属性値は大文字小文字を区別します.主にスタイルシートやスクリプトを利用するときに使います.

xml:lang属性とherflang属性

XHTML文章が日本語で書かれていることを表すために,

<html xml:lang="jp">

と書きます.a要素とlink要素に指定できるhreflang属性では,href属性で指定されたURIのファイルが何語で書かれているかを示します.

media属性

link要素とstyle要素に指定できます.

<link rel="stylesheet" type="text/css" media="screen" href="a.css" /> <link rel="stylesheet" type="text/css" media="print" href="b.css" />

この例では,画面表示用のスタイルシートとして a.css を,印刷用のスタイルシートとして b.css を指定しています.

テキストの方向

dir属性は多くの要素に指定でき,ltrを指定すると左から右に,rtlを指定すると右から左に流れます.例えば,昔の日本の横書きを表す場合は,

<p dir="rtl">ケ抱ヲ志大ヨ年少</p>

と指定します.実際の表示は変わりませんが,スクリーン・リーダでは右から左に読まれます.