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問題

中学3年生が携帯電話を持ちたいのですが、親が反対しているという状況を想定して下さい。このような状況下で親を説得するためには、どのような事項を指摘することが必要であるか論じなさい。ただし、携帯電話の長所だけでなく短所についても説明して説得力のあるものにすること。(800字;横書き)

(平成15年度 東京工科大学 メディア学部 推薦入学試験 小論文)

私の解答

携帯電話の長所は,家族や友達との連絡がすぐに行えることである.例えば,部活動が長引いて帰宅が遅れるとき,活動場所近辺にある公衆電話を探すのは困難なことがある.また,何らかの事故に巻き込まれ,状況を詳報するためにカメラ機能は役に立つ.文字だけでなく,映像や音声の情報が加わることで状況をより理解できるからである.さらに,公衆電話利用時に小銭がなかったり,テレホンカードが切れてしまうこともあるが,携帯電話ではそれがない.

一方,本体を紛失したときに第三者に不正利用される危険性がある.よって,財布と同じように貴重品であることを本人によく認識させた上で,万が一紛失した場合は,直ちに携帯電話会社に連絡する手順を自分でできるよう指導すべきだ.特に,個人情報が記録されている情報機器を紛失することは,本人だけでなく,周囲の多くの人に多大な迷惑をかける可能性があることを理解すべきだ.

また,通信料過多により使用量が膨れあがることも考えられる.しかし,近年は携帯電話会社が顧客層拡大を狙った結果,パケット定額制や家族割引・学生割引等の割引サービスが充実してきており,購入時にどの機能がほしいのか話し合って明確にして,その要件を満たす機種を比較検討すれば余分な支出は抑えられる.ただし,若者は自分専用の通信機器をもつと無意識の内に利用過多になってしまう傾向があるので,通話料金は一ヶ月当たりの上限額を定めておくべきである.

近年,公共交通機関での若者のマナー悪化が問題となっているが,年齢を考えると,情報機器の正しい扱い方を学ばせるにふさわしい時期である.よって,携帯電話を持たせることは決して誤った判断ではない.

問題

携帯ゲームの面白さとは何か(400字以内)

(2004年度 日本工学院専門学校 マルチメディア科三年制(ゲームクリエイターコース) 作文)

私の解答

携帯ゲームには専用のゲーム機と携帯電話に付属するアプリケーションに大別されるが,共通している点が2つある.

まず,据え置き型の媒体のゲームと違い,操作が簡単で手軽に遊べるものが多い.携帯ゲームでは電池の寿命やプレーする時間が限られている.そのため,ミニゲームが多く,結果的に多種多様なジャンルのゲームに触れることができる.

一方,多くの場合は待ち時間の苦痛を寛和し,一人で没頭することもできる.その結果をネットワークランキングに登録することで,自分の目標が決められる.また,いつゲームを終わらせることになるか分からないため,セーブ機能の使い勝手が良い.

これらの特徴をまとめると,じっくり時間をかけて取り組む据え置き型のゲーム機とは違い,場所と時間を選ばずにゲームをプレーすることができる.そして,これらは携帯ゲームだからこその面白さである.